夢や目標を見つける方法
こんにちは喜助です。
突然ですが皆さんは夢や目標を持って生きているでしょうか?
意外と人生の目標、いわゆる夢を持っている人って少ないと思います。
しかし、夢や目標を持つ事が良いことだということは皆さん容易に想像できると思います。
目標があることによって正しい方向へ努力ができますし、何をしてよいのか分からずにダラダラと毎日を過ごしてしまうこともなくなる可能性が高いですよね。
今回はそれら夢や目標に関する内容の記事です。
夢と目標の違い
先程から夢や目標という言葉を使いましたが夢と目標の違いはどこから来るのでしょうか?少し考えてみたいと思います。
どちらも同じく願望を表すイメージですが
僕としては”夢”はどこかフワフワしたような、ワクワクさせてくれるような言葉に感じます。
逆に”目標”は、夢を叶えるための目標なんかも存在すると思いますし、より緻密な、計画的な願望実現の指標って感じがします。
ちなみに大辞林による言葉の意味的な違いは以下の通りです。
ゆめ【夢】
①睡眠時に生じる,ある程度の一貫性をもった幻覚体験。多くの場合,視覚像で現れ,聴覚・触覚を伴うこともある。非現実的な内容である場合が多いが,夢を見ている当人には切迫した現実性を帯びている。
②将来実現させたいと心の中に思い描いている願い。
③現実とかけはなれた考え。実現の可能性のない空想。
④心の迷い。迷夢。
⑤現実を離れた甘美な状態。
⑥はかない物事。不確かな事。
目標との違いで指す夢の意味は②になります。
もく-ひょう 【目標】
①そこまで行こう,なしとげようとして設けた目当て。
②射撃などの,的。
③目じるし。
夢との比較で指す目標の意味は①になりますね。
言葉の意味でみてもなんとなくですが夢よりも目標の方が具体性を持っていると思われますね。
僕個人的に”夢”とは
目標の中でも特に想いが強いものであり、現在地からの距離が遠いことから、達成するまでの細かな道筋が明確には見えないものを夢と呼ぶのかなあって思ってます。
人生の目的を持つことが歳を取った時の認知機能低下を防ぐ!?
今回も論文紹介をしたいと思います。
The American Journal of Geriatric Psychiatryでオンライン公開が2019年1月、紙面では2019年6月に掲載される記事で、人生の目的を持つことで年を取った時の認知機能の低下を防ぐことができるという内容の論文です。
本論文では、人生の目的意識が高齢者の認知機能低下を予防するかどうか、そしてそれらは危険因子(年齢、性別、人種/民族)と認知能力の関係を和らげるのかどうかの調査を目的として、the Health and Retirement Study (HRS)が提供する2006年から2012年の調査を元に50歳以上の成人11,557人の既存データから分析を行いました。
認知機能の測定にはHRSが提供する単語想起と精神状態要約から成る0〜35の範囲の総合的な認知機能のスコアを使用し、
人生の目的に関しては7つの項目について賛成から反対に6段階で回答してもらうことで測定しました。
(項目例:私は未来の計画を建て、それを叶えることを楽しんでいます。)
結果、人生の目的を持つ事は参加者の総認知スコアと正の関連があることが明らかになりました。また、人生の目的は年齢と人種/民族および認知機能低下との関係を著しく和らげました。さらに、人生の目的は年配で黒人の人達にとって認知機能低下に対する保護因子でした。
人生の目的と性別の違いには優位な差は見られませんでした。
という内容になっております。
なぜ性別や人種が危険因子になっているかと言いますと過去の研究で、年配の女性、女性、および人種/少数民族が他の人と比較して認知機能が悪化する危険性があるということが判明したからです。Cognitive Decline Among Older
AdulPurpose in Life Protects Against Cognitive Decline Among Older Adults(https://reader.elsevier.com/reader/sd/pii/S1064748119300223?token=FD82B61A0682F632F8A589C0CE497E46E37525C0A3A79FE35D5A60EAFBBC956D1F4800E6DEF5E724E49B5A15ABEAC72F)
夢を見つける方法
夢や目標を持つ事がどれだけ大切かを把握して頂いたことで次に、
実際に夢や人生の目標を持ちたいという方へ僕が思う夢の見つけ方を紹介したいと思います。
それはこちらです。
興味があることを思い浮かべる→それに挑戦してみる→全力を出してみる→その分野で目標оr夢ができる
このプロセスで夢を見つけることはできると思います。
まず初めに、何でも良いのでとにかく自分の興味のあることを想像してみてください。旅行でもスポーツでも小説を書くことでもテレビゲームでも。なんとなく、やってみたいなあ程度のことで良いです。
ぼんやりとでも興味があることは片っ端から挑戦してみてください。
興味があることを1つも思い浮かべることができない。そんな方は本を読むことや映画をみることを勧めます。
存在を知らないモノに興味は見出せないので見聞を広める必要があります。
色々な人に会って話しを聞いてみるのも良いと思います。
そして、面白そうだなと思ったことはどんどんやってみてください。
そうして実際に興味があることへ挑戦をしてみても、しっくりこないことは沢山あると思います。
思ったよりもつまらなかったり、すぐに飽きてしまったり。しかし、必ず1つくらいは楽しいなと思えることに出会えるはずです。
楽しく継続できるものに出会えた瞬間に一度全力を出してみてください。
ここで大事なのが、全力を出す対象は必ず少なくともその時点では楽しいと感じられる事であるということです。
自分の興味があることでないと目標が作れたとしても強い想いを持つことができないので夢を持つことができないと思います。
一度全力で取り組んでみるとその分野における自分の現在地を認識することができるはずです。
そうすることで現在地から考えた自分の望む地点に目標を建てることができます。
お金を稼ぐことから地方の大会で優勝することや、懸賞に入選すること、あるいは他者との比較を除外した自己満足の形でも目標を持つことができます。
先程述べた通り、その中でも現在地との距離が遠く、想いが大きいものは目標から夢になると思っています。
夢がなかなか見つからない人にありがちなのが、いきなり夢を見ようとすることです。
まずは、自分の興味の把握といった初期の段階が必要だと思います。
現在僕にもいくつか叶えたい夢があります。
それらはいずれもこのプロセスによって芽生えたものです。
現在夢や目標が無いという方は是非、少しでも興味があるものに挑戦してみていってください。
目標(夢)を周りに宣言すること
では最後に夢や目標を叶えるための”宣言”という行為に対する考察をします。
しばし夢や目標を自分の周りに宣言することは実現させるのに良いことだと言う意見を耳にします。
宣言することで後に引けなくなったり、言霊や引き寄せといった効果があると考えられているからですね。
しかしこれも賛否両論ありまして目標は自分の中に留めておく方が効果的だとするエビデンスもいくつか存在します。
Derek Siversという方がTEDtalksでそのことについてスピーチしてるので暇だったら見てみてください。3分くらいなんで。
Keep Your Goals to Yourself (https://www.ted.com/talks/derek_sivers_keep_your_goals_to_yourself/transcript?language=ja)
僕はDerekさんの言う通り、周りに目標を言ってしまうとそれだけで少し満足感を得てしまいます。
ので、言わない方がいいのかななんて思ったりします。
(つい我慢出来ず友人に話してしまいがちですが。)
僕としては目標は周りに宣言する変わりにバケットリスト(やりたいことリスト)のような形で、自分のみが見れる決意表明のようなものを作ることをオススメします。
とは言っても、宣言する方がやる気が出るよって方はそのままそのスタイルで良いと思いますし、僕のように宣言するだけで満足感を得てしまうような人間は宣言しない方が良いと思います。
結局は人それぞれなね(笑)
まとめ
紹介した記事の中にも書かれていますが、目標を持つ事で寿命が延びたり、脳卒中になる可能性や死亡率が低下したりするという研究結果が過去に出ていますので目標や夢は必ず持って生きていくべきだと思います。
夢や目標が無いよって方は僕が述べたプロセスから少なくとも好きな事で目標を生み出せると思いますのでオススメです。
とにかく気になったことはやってみる!です。
以上。疲れた。
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うれしンゴ